愚痴しか出ない合コンの話

成果の出ない所謂合コンというものをおそらく三桁くらいに到達したあたりの話

出会った人数も果てしない

それでもまだまだ先も果てしない

場数だけは踏みまくって

無駄に磨かれていくのは使えないスキルばかり

割と誰とでも(討議になるのを含めれば)話せる方だと思うのだけど

どんなに広義で捉えても全然話せなかった合コンがある

相手は一回り以上年上ではあるものの安定した企業にお勤めの男性

同郷で出身校も同じという会話が弾んでもおかしくない状況のはずだった

普通なら

そう、普通なら

はじめましてでどの辺住んでるの？って話題になるのはわかる

一般的な質問だし

ある程度の距離感把握したいし

そこから出身中学、出身小学校まで聞かれて

地区聞かれて

町内聞かれて

え？家を特定しにかかってる？

って恐怖よね

しかも乾杯から10分も経たず

スルーしようとしてもめげない

ただただ濁しながら苦笑

相手が超絶イケメンならまだしも

ジミー大西にゴリラとブラマヨ吉田を足した上でちょっと顔潰しにかかったみたいな顔面で

ちょっと私の好みではなく

せめてスーツにしなよという服装

高校生のお子さんいる会社のオッサンのが若々しくみえた

幾度となく濁して答えてるのに、さらにしつこく細かく聞こうとしてきたところでプツッときて

生理的に無理に

あーもー無理無理

自分が食べたくて頼んだトリュフ塩のポテトフライも、手をつけてるのを見た瞬間にいらなくなり

その方が食べてるものいらなくなり

お酒飲むときは食べないことにして食べず

ワイン握りしめてひたすらに飲んだ

本当に食欲も失せてきて

結局ほとんど食事は食べずに終わり

あーもったいなーい

お酒飲めば大抵楽しくなるのに

全く楽しくならず

というか酔えもせずってどんだけよ

挙げ句にスカート汚しちゃって

口数少なく一応笑ってはいたけど

自分史上最高に大人しくなりましたとさ

つらーい